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病院長挨拶

附属病院長
小椋 祐一郎

 名古屋市立大学病院は、昭和6年(1931)に名古屋市民病院として発足し、昭和25年(1950)に医学部附属病院となりました。以来、医学教育及びハントカジノ 出金時間の進歩に貢献するとともに、地域の中核医療機関として、高度かつ安全で開かれた医療を提供してまいりました。
 平成26年度以降は、経営計画「サクラ咲くプラン」及び「サクラ咲くプランNEXT」を策定し、病院機能の強化に努めております。特定機能病院・高度急性期病院としての役割を果たすため、医療提供体制の強化を目的に手術室の増室、内視鏡医療センターの整備、アイセンターの新設、先進的な医療機器の導入等の施設整備を行ってまいりました。施設面だけでなく、地域の医療ニーズに対応した医療提供体制の確保を目的に、形成外科・リハビリテーション科・救急科・小児泌尿器科を新たに設置しました。さらに、複数の診療科や部門の特性が融合することにより、特色ある診療を実現するため、周産期母子医療センターやがん診療・包括ケアセンター等を設置し、令和2年(2020)4月現在で32診療科、800床の病床を有する体制となりました。
 令和3年(2021)4月には名古屋市立東部・西部医療センターが大学病院化し、全体の病床数は1,800床となり、国公立大学病院の中で最大となります。3病院を一体的に運営することで、地域の中核医療機関として、市民の皆様の医療ニーズに応じた、より一層的確かつ最高水準の医療を継続的に提供していきます。また、南海トラフ巨大地震の警戒が続くなか、大きな災害が起きても手術やお産ができるよう、「救急・災害医療センター」が令和7年(2025)度に完成予定です。
 「笑顔と感動にあふれる病院を目指して」をモットーに地域の皆さんに信頼され、喜ばれる病院になることを目指して一層の研鑽を重ねてまいります。
 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大により、社会活動に大きな影響が出ています。医療への影響も深刻で、その対策に病院全体で取り組んでおります。診療制限や病棟閉鎖など大変厳しい状況下ではありますが、職員一丸となりこの非常事態を乗り越えていく所存です。
 今後とも皆さまのご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。