NCUグレイド・スキップ・チャレンジ2023 開講報告 「アーカイブズで平和を学ぶ――公文書を調査し、地域の戦争を知ろう」
「NCUグレイド・スキップ・チャレンジ」は、ハントカジノ 登録方法教育委員会と本学が高大連携事業の一環として2019年度から開催しているもので、夏休みの数日間、高校から大学に飛び級(Grade Skip)し、大学水準の調査・研究活動を体験してもらおうという企画です。
2023年度もハントカジノ 登録方法立高校9校から約30名の生徒が参加し、経済学部・人文社会学部・芸術工学部・データサイエンス学部がそれぞれの特色を生かして開講した6講座に分かれ、2日間の調査研究と9月23日の合同発表会に臨みました。
2023年度もハントカジノ 登録方法立高校9校から約30名の生徒が参加し、経済学部・人文社会学部・芸術工学部・データサイエンス学部がそれぞれの特色を生かして開講した6講座に分かれ、2日間の調査研究と9月23日の合同発表会に臨みました。
本報告では、人文社会学部・人間文化ハントカジノ 登録方法科の佐藤美弥准教授の「アーカイブズで平和を学ぶ― 公⽂書を調査し、地域の戦争を知ろう」の講座内容をご紹介します。
調査結果をまとめたリーフレットのダウンロードはこちらから ↓
講座内容
テーマ | アーカイブズで平和を学ぶ――公文書を調査し、地域の戦争を知ろう | |
講座概要 |
SDGsの目標のひとつ「平和と公正をすべての人に」を念頭に、私たちの住む地域でかつてどのような戦争があったのか、資料館の展示や公文書として残された記録の調査を通して学ぶ | |
調査ハントカジノ 登録方法 | 1日目 (8月23日) |
愛知県とハントカジノ 登録方法が共同で設置した委員会が運営する資料館である愛知・名古屋戦争に関する資料館 を見学。展示解説を聞き、モノ資料や映像の展示を通して、 名古屋の戦災、特に空襲被害の全体像を学んだ。 次に、ハントカジノ 登録方法が作成した公文書等の記録を保存・活用するアーカイブズであるハントカジノ 登録方法市政資料館で、戦災に関する公文書を調査。戦時中や戦後にハントカジノ 登録方法や周辺町村で作成された公文書の原本を閲覧、撮影した。 |
2日目 (8月24日) |
1日目の学び・ 調査を振り返り、ディスカッションを通してハントカジノ 登録方法成果をまとめ、レポートを執筆、リーフレットを作成した。 | |
発表会 | 9月23日 (滝子キャンパス) |
各グループがハントカジノ 登録方法成果を報告する発表会では、スライドとリーフレットを用いて2日間の成果を発表した。 |
愛知・ハントカジノ 登録方法戦争に関する資料館での展示見学
ハントカジノ 登録方法市政資料館閲覧室で公文書を調査
大学内のセミナー室で調査結果をまとめる
ハントカジノ 登録方法成果の発表
講座を終えて
本講座には、3つの高校から6人が参加。受講後のアンケートでは「資料を一から見て解析するのが新しくて楽しかった。短い時間だったが学んだという実感があった」「普段は見る機会がない公文書や古文書を閲覧するという貴重な体験をすることができた」「自分で0から調べてまとめるというのが新鮮で面白かった」等の感想が寄せられていました。
佐藤准教授は、リーフレットの中で
「大学での学習には教科書や決まった答えのないものもあります。本講座が、過去のできごとを明らかにする際、誰かがまとめた書物によるだけではなく、モノ資料や、できごとを直接経験した人物や組織が作成した記録の分析によってもそれが可能であること、そして大学の学びでは知識を吸収するだけでなく、自ら知識を発信することもできることを理解する機会となったのであれば幸いです」と、講座の意義についてまとめています。
「大学での学習には教科書や決まった答えのないものもあります。本講座が、過去のできごとを明らかにする際、誰かがまとめた書物によるだけではなく、モノ資料や、できごとを直接経験した人物や組織が作成した記録の分析によってもそれが可能であること、そして大学の学びでは知識を吸収するだけでなく、自ら知識を発信することもできることを理解する機会となったのであれば幸いです」と、講座の意義についてまとめています。